Copyright (C) Urushi Rocks Inc. All Rights Reserved.

September 21, 2017

Please reload

最新記事

「人生の節目に、大切な人へ漆器を贈る文化を広めたい!」クラウドファンディングに挑戦中です!

April 9, 2019

1/1
Please reload

お知らせ

漆掻き研修のはじまり

July 3, 2017

先日は、ここ最近楽しみで仕方なかった会津での「漆掻き職人養成研修」の第1回目でした。

 

こちらが漆掻き職人さんの道具3点セット。右からカマ、カンナ、ヘラです。

 

 

今年の講師は、喜多方の漆掻き職人であり塗師の秋葉良榮さんです。

 

 

初回ということで、簡単なガイダンスの後、それぞれの担当のウルシノキが割り振られました。その木と対面しただけで、もうグッと胸が熱くなってしまいました。僕のような素人が傷をつけてしまって本当にごめんねと思うと共に、少しでも丁寧にお世話しなければと思いました。

 

 

漆掻きの初日の仕事は「目立て」という最初の傷を入れること。曲がり鎌で表皮を削り、まず一つだけ傷を入れていくのですが、全体で十面ほどのブロックに分けていくので、その木一つ一つの性質を見極めて、目印を入れていきます。

 

 

この作業よって木へのダメージやその後半年間の仕事のしやすさが変わるので、とても大事な作業なのだと痛感しました。これから4日置きに傷を増やしていって、3辺目くらいからやっと漆が採れるようになります。(1,2辺は、ウルシノキにこれから採りますよという合図を送ると共に、漆の液が出る形成層までの厚みを測るための作業なのだということもやってみてはじめて分かりました。)

 

 

 

 

またこの日は、森林総合研究所の田端博士もいらっしゃってウルシノキの植栽活動についての最新の研究や取り組みのお話もありました。

 

詳細はかなりマニアックな話になるので割愛しますが、やはり今、全国で漆植栽の気運が高まり、様々な動きが活発になっています。風は吹いていますね。「これまでにも何度かウルシノキの植栽は盛り上がったことがあったが、全国で失敗事例も多く生まれた。今度こそ失敗事例を出さないように何とか研究と実証を重ねていきたい」という田端さんの言葉が印象的でした。

 

 
全5回の短い研修ですが、研修日以外も通っていいそうですし、少しでも漆掻き職人さんの仕事、そしてウルシノキや漆液のことを「体感」を通じて吸収し、今後の様々な活動に活かすことのできるようにがんばりたいと思います。

 

以上、会津の現場から漆とロック貝沼でした。

 

推定45年の大きなウルシノキ。秋葉さんは今年この木も掻かれるそうです。

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload