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日月・花塗りにも<黒>が誕生しました

October 27, 2017

 

 

飯椀・汁椀・菜盛り椀がきれいに重なる三つ組の漆器「めぐる」。先月の拭き漆の黒に引き続き、この度「日月・花塗り」にも<黒>が新たな仲間に加わりました。

 

実はこの器、料理家・フードデザイナーの蓮池陽子さんからの特別オーダーがきっかけとなって誕生しました。

 

蓮池さんと「めぐる」の出会いは今年2月に東京・青山で開催された、とある展示会。
蓮池さんはひと目で「めぐる」を気に入ってくださり、料理家さんならではの使い勝手を考えた黒の日月を特別注文くださいました。

実際に製作してみると、私たちも驚くほど美しい器に仕上がったことから、今回正式ラインナップに加わる運びとなりました。

 

 

 

そんな蓮池さんから今回の新しい器にコメントを寄せていただきました。
料理家でありフードデザイナーさんならではの視点での漆器の良さ、そして育てていく器「めぐる」の魅力をとっても素敵な文章で解説いただいていますので、是非ご覧ください。

 

これで「めぐる」は全種、赤・黒が揃うことになりました。ご夫婦やご家族で色違いで揃えていただいたり、ご結婚祝いや還暦祝い等に夫婦椀としてお贈りいただくことが、よりしやすくなりました。

 

ご注文は、こちらの「めぐる」公式サイトよりしていただけます。
http://meguru-urushi.com/

 

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「日月・花塗り・黒のうつわに寄せて」

 

              料理家 蓮池 陽子

 

口当たり
温かみ
優しさ
美しい形
汎用性の広さ

 

新しい器を手にする時は、この基準をとても大事にしています。

 

それから
買い物は自分を買うこと、という意識がいつも心の片隅にあります。

 

はじめて日月を手にした時、「これは育てるうつわ」だと思いました。

それはつまり、日々使うことを重ねて、いずれアンティークになる可能性を秘めているものだということ。

10年、20年先でも魅了的なものは、素材の良さとデザインの力があるものだと思います。

 

漆器はお手入れをして、継続して使用できるものです。
塗りが薄くなれば重ねて塗り直しをし、どこかが欠ければ漆で継いで使えます。
この日月もそうして使い続けることで、なんとも言えない風合いが生まれてくるもの。使うことでより一層艶っぽくなるのも漆器の良いところ。日々使っていたら、そんな変化に気がつかないかもしれません。でも使い込まれた器を初めて見た人が「いい器ですね」なんて言葉をかけられる日が必ず来ると思います。

 

すでに育ったアンティークを買い求めるのも良いですが、自分で育ててうつわの“たたずまい”に代わるものはありません。

 

赤の日月は、温かみのあるもので魅力的でしたが、和食を超えた料理を想定した時に「ぜひ黒のお椀を合わせてみたい」とご相談を持ちかけたところ、快よくお引き受けくださり、今回の黒の日月を作っていただくことになりました。

 

黒のお椀は、北欧の食器と合わせたり、スイーツと合わせてみると意外としっくり来て料理が映えます。料理を引き立ててくれつつ、お椀自体の優雅さもあり使い勝手は思った以上でした。

 

そうそう、本物のお椀をテーブルに置いた時の「こん」という心地の良い音を知っていますか?
木と漆できたお椀には、プラスティックのものでは出せない音があります。
そしてもう一つ温度の伝わり具合が違います。プラスティックのものは、うつわ自体が熱くなることがありますが、漆のお椀は、お椀が熱くて持てないことはないのです。これは、地味にして素晴らしいことだと思います。

 

どれも素敵すぎるうつわばかりですが、私の一押しはやはり「日月の黒」。

どうぞ一度お手にとってみてください。

一つ一つ買い増やしていくという選び方も素敵です。

「めぐる」は、ものがたりを紡ぐ器だと思います。

 

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蓮池 陽子さんプロフィール
料理家・フードデザイナー Atelier Story 代表 
東京 雑司が谷出身。ビストロ勤務の後、料理教室で料理・製菓講師を務める。その後アウトドアで山菜や貝などを採取をする中で、おいしい物の背景には“美しい自然”や“沢山の物語”があることに開眼。現在は「食の物語を紡ぐしごと」をコンセプトにケータリング・料理教室、フードコーディネート、メニュー開発、執筆などを行っている。
Atelier Story :https://www.atelierstory.jp/

 

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「めぐる」公式サイト: http://meguru-urushi.com/

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